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とにかく推しに甘い

夢日記

世界には世界線みたいなのがあって、その線の反対側は絶対凍土の世界になっている。

この世界線は動いて、その線に触れると一瞬で凍って死ぬ。

加えて宇宙から地球外生命体の攻撃を受けてて、宇宙と戦争をしている。兵士は人体改造を受けた学生で、最終兵器彼女みたいな感じ。そして兵士になった学生は顔を見られてはいけないので、常に頭から何か被って顔を隠してる。顔を見ることが出来るのは兵士同士のみ。

↑こんな設定の世界で松山ケンイチ(先輩)と一緒に地球外生命体と戦争したり、小出恵介(同級生の兵士)と一緒に授業を受けたりしてた。どう考えても昼間見た映画と寝る前に見た映画の予告の影響だった。
それにしても兵士の松山ケンイチかっこよかったな。


ヒロイン失格(※ほぼ弘光くん)

すごい今更ですけどヒロイン失格について!!!

二回観に行ったんですけど、二回目はほぼほぼ弘光くん目当てで行きました。弘光くんサイコー!結婚して!

以下箇条書き

・はとりが利太をずっとすきなのは素直にすごいと思うし、まあ確かに弘光くんが言うように「利太をすきな自分」がすきっていうのも、まあ一理あるのではという感じ。はとり自身「自分には利太をすきってことしかない」って言ってるし、利太をすきな自分=自己の存在表現になり得ていたのでは。

・弘光くんは最初の登場シーンで物の見事に「はとりをすきになって世界が変わる系男子」であることを体現してくれました!100点はなまるあげよう。

・安達さんのキャラ設定、夢小説で1000000回見た。

・利太と安達さんが付き合うことになった後のはとりの行動は、いっそ清々しくてとても交換が持てる。ここまでやってくれたら、見てる方も気持ちいいし、利太早く気づいた方がいいぞ…という気持ちになる。失ってからでは遅い!!!Twitterにポエム垂れ流し系男子になる前に気付くんだ!!!(※気付きました)

・それにしても弘光くんが最高すぎて何も言えません。連続壁ドン?もさることながら、漫画喫茶でテディベアのパペットと一緒に声をかけてくるところとか(しかも微妙に声が違う!かわいい!)、リア充なめんなってショタロリを追いかけ回すところとか、神はいたんだ…アーメン…って気分になる。特に雨の中迎えにくるシーンは今季ベストオブお迎え男子でした。ベストお迎え男子賞あげよう。

・はとりと弘光くんの仮初めの時間っていうか、最後に弘光くんがはとりに告白して、でも振られるシーン。あれってつまり弘光くんはずっと、はとりは最終的には自分を選ばないってわかってたってことで、つまりあんなにいちゃいちゃラブラブ(死語?)してても、ふとした瞬間に「この子は俺のこと好きじゃないんだろうな」って思ってたってことで…………辛すぎる…………はとり二人に分裂してくれ…………弘光くんのために…………。

・ラストの泣くシーンは正直予想通りだったけど、弘光くんの「好きだったなぁ」という台詞が、言い方も含めてベストすぎて、着ボイスにして欲しいくらいです。いくら出せばいいですか?

総括

・弘光くんが最高な映画でした!!!神様ありがとう!!!DVD豪華特典付きでよろしくお願い申し上げます!!!あとパンフレットの座談会を音声でDVDに収録してください!!!

芸人交換日記(※ネタバレ)

TSUTAYAで何か面白そうな映画はないかな〜と思っていたところ、目下5→9でどハマり中の田中圭大先生さまのパッケージが目に入ったので、とりあえずレンタルしてみたところ、この上なく面白くて、なぜ自分はこの舞台を生で観劇できなかったのかと凹んでいます。

単純に言えば田中と甲本のイエローハーツというお笑いコンビの話。田中がオードリーの若林正恭、甲本が田中圭(田中なのに甲本)で、田中がボケで甲本がツッコミ。田中は根が真面目そうな誠実な男で、逆に甲本はチャラ系で借金こさえちゃうようなやつなのに実は熱血で真っ直ぐな男、という設定。なんかぴったりな感じ(当社比)

舞台はぜんぶ通すと140分くらいあって、DVDだと1冊目から6冊目の6部に分かれている(舞台もそうだったのかな?)正直最初は「140分もあるのかよ…」と思ったけど、そんなことすっかり忘れるくらい面白かったし、やばいくらい泣いた。

1冊目から3冊目は、結成して10年経つのに鳴かず飛ばずのイエローハーツをなんとかしたくてお互いを知るためにもって甲本が始めた交換日記を通じて、イエローハーツが売れるためにがむしゃらに頑張っていく。

最初は交換日記を嫌がっていた田中もだんだん乗り気になってきて、結果としてその「交換日記」がふたりの再起のきっかけになる。

青春とはひたむきさのことで、だから1冊目から3冊目まではイエローハーツの「青春」の物語だった。お互いがお互いに本音を言い、醜い部分を曝け出して、それでもがむしゃらにひとつの目標に向かって走る。笑軍決定戦(というM-1みたいなやつ)当日までのカウントダウンに、お互いの良いところを一つずつ言っていこう、ってなった時に、甲本も田中も「お前は面白い」って笑顔で言い合うのがすごい印象的だった。どんな言葉より、きっと価値があるんだろうなという、「お前は、面白いよ」という、言葉。

ふたりは順調に勝ち進んでいって、準決勝に進出する。相手はずっとライバル視している、BBというコンビ。

二人にはどうしても勝って欲しかったし、優勝して欲しかったし、一緒にいて欲しかった。でも、それは無理なんだろうなってわかってた。

甲本がボケを増やしてもっと早口で行こうって言ったときも、反対してた田中が最後には、早口のパターンでいかせてくださいって笑顔で言ったときも、彼らの物語はここで終わりなんだという漠然とした予感があった。

だって1冊目の最初で、甲本の娘が「昔、あなたとコンビを組んでいた甲本の娘です」って自己紹介するんだもん。組んでいる、ではなくて、組んでいた、だし、そもそもずっと続けていたらこんな自己紹介しなくて済んだし、つまりこの芸人交換日記は、これまで語られてこなかった、今はもうどこにもない、「イエローハーツ」というコンビの過去の物語なのだった。

笑軍決定戦準決勝でBBに負けたイエローハーツ。田中はこれからももっと二人で頑張っていこうって、ふたりならやれるって笑顔で言う。でも、そんな田中に対して甲本は「解散してくれ」の一点張り。挙句一人でオーディションを受けて、勝手に受かって、それは一年かけて世界を回る番組で。だから田中はどんなに嫌でも、しんどくても甲本の提案を受けざるをえない。

代々木公園での漫才を最後にイエローハーツは解散する。今まででいちばんの出来だった、楽しかったと笑う田中と、俺は辛いと悲痛な顔をする甲本。辛いなら無理をしてやらなくていい、と今までずっと反対し続けていた田中がぽつりと「解散しよう」と言う。

ここからの展開がほんとうに泣ける!5冊目、6冊目は甲本、甲本の娘、田中の独白で進むんだけど、涙無くしては見れない。

5冊目の最初はイエローハーツの冠番組ができて、それを喜ぶ甲本と、田中。イエローハーツの解散なんて夢だったんだって一瞬思う。でも、田中はずっと客席に背中を向けたままで、だから観客はこれが痛いほどの現実だということを知る。だからこれは、甲本の叶わなかった夢の続き。

もーーーーね!!!甲本の決意が辛い。夢を諦めることも才能だって、頭では理解してても、心がついていかない。こうすることが自分のためだったんだって、才能がある田中には出来ない、才能のない自分にたった一つ残された才能なんだって、そう自分に言い聞かせて。でもほんとうは田中と漫才をしたくてしょうがない。涙ながらに「お前と漫才がしてぇよ」叫んで、でも今更どうしようもない。才能のある田中のために、そして才能のない自分ができる、たったひとつの才能。

俺はお前にひとつ嘘を言った。

最後の漫才の時、俺は辛いばっかりだって言ったけど、本当はそれだけじゃなくて。

めちゃめちゃ楽しかった。

お前とまた漫才がしたい。

そういう思いの丈を綴った交換日記。一生田中の手に届くはずはなかったのに、それは甲本が癌になって余命幾ばくもないという時になって、甲本の娘から田中の手に渡る。そして冒頭に繋がる。

この時田中は別の人間とコンビを組んでいて、大ブレイクしていて冠番組も持っていて、側からみれば順風満帆そのものでしかない。だから娘も最後に「田中さんがこの手紙をよんでくれますように」って書いたんだよなあ。読んでくれたよ。

甲本が娘にずっと言い聞かせていたこと。「夢を諦めるな」「たなふく(田中のコンビ名)が一番好きな芸人」これを聞いたらもう泣くしかないでしょ…。田中の隣に立っているのが自分でなくても、テレビに出て楽しそうに漫才をしている田中たちが、いっとうすきなんだよ。愛だね。恋かもしれない。

それから甲本の届かないはずで綴られた感情を読んだ田中は烈火のごとく怒る。自分だけがしんどいと思いやがってって、お前のやったことが正義だって、美談だって周りには捉えられてしまうんだって。

これを聞いて確かにな〜と思った。わたしは甲本の感情も決意も、みんな知ってて、だから甲本が選びとった選択肢をとてもうつくしいものだと、美談だと捉えた。でも、実際当事者である田中からしてみればこんな勝手なことはないよね。こちらの幸福を勝手に決め付けられたもので、自分の幸せは自分で決めるものなのにね。

烈火のごとく怒った田中はもう二度と会わないし会いたくないし、お前が死んで正解だった的なニュアンスのことを言う。これで終わりだって、自分に言い聞かせながら。

でも次の日。舞台の中心で頭を抱えて蹲っていた田中はこう言う。これが全てなんだなって思う。「まだ終われない」

甲本に会いたいよって。今の方が昔より順風満帆なはずなのに、でも昔の方が楽しかったって、甲本と漫才していた時間が、いちばん楽しかったって。

ここの田中っていうか若林さんがすごいんだよなあ。号泣して鼻はぐずぐずだし目は真っ赤だし声はガラガラだし。でもそれだけ必死に感情を伝えてるっていうのがわかる、ほんとうにすごい。そしてここでわたしの涙腺は決壊し、使い物にならなくなりました!

会いたい、もう一度一緒に漫才がしたいって、甲本が入院している病院に行く。けれど、時間は少しも残っていなくて、甲本は最後に「また一緒に漫才しよう。天国で」って手紙を残して死んでしまう。この辺りで泣きすぎて目が腫れ始める。

そしてここからがすごいのが、お互いが死んだ後っていうか、二人が天国で再開して、天国で漫才をするの。すごい楽しそうで、生き生きしててきらきらしてて、若林さんさっきまであなた号泣してませんでしたっけ?っていうくらい笑顔で漫才してて、もうほんと、このあたりから突っ伏して泣き始めるわたしの構図です。

最後の田中の「お前と漫才ができるならどこだって天国だよ」という台詞、これはずっと言いたかった言葉なのかなあと思いました。

簡単にまとめちゃうと、イエローハーツっていう全く売れない芸人コンビが、全く売れないまま解散してしまって、そのまま相方は死んでしまうっていう悲惨な物語に見えてしまうんだけど、でも田中も甲本も最後には二人で笑って漫才ができた。

だからこれは、とても幸福な物語だったと、わたしは思うのです。

読み返したらめちゃめちゃポエムになってるけど、文章書くの苦手だから許してください!!!TSUTAYAでレンタルできます!!!!!みんなレンタルしてください!!!

芸人交換日記 [DVD]

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進撃の巨人(※ネタバレ)

備忘録。わたし個人としてはとてもおもしろい映画でした。楽しかった。

映画を見る前に!

△おすすめ出来ないこと

・スプラッタホラーがダメなひと

→えげつない映像が最初から最後までノンストップで続く(手がもげたり足がもげたり身体半分なくなったりする)ので、そういうものがダメな人は本当に見ないほうがいい。精神がやられる。開始十分くらいからラストまで地獄の宝石箱。

・原作厨

→精神安寧上観ないほうがいいと思います。

進撃の巨人っていうタイトルを使ってはいるし、設定やキャラも漫画と同じなんだけど、実際問題として中身は大分(というかほぼほぼ)違うので、「進撃の巨人」というタイトルを使った別物だと思って観た方がいい。その方が精神安寧上良いと思う。

 

△感想

難しいことは他の方にお任せします。世界にはこういう感想を持つ人間もいるという認識で願います。

・巨人のこと

文句なしにえぐい。よくぞここまで作ったなと思う。すごい。百点花丸の回答だった。超大型巨人が登場するシーンは毎回「ゴジラかな?」と思うが、超大型巨人が穴を開けてから大量の巨人が侵入→人間を食い散らかす様は地獄の宝石箱の名を恣にしているし、正直これでPG12なのは何かの間違いじゃないのかなって思う。とてつもなくエグいしグロいし、何か食べながら見るもんじゃない。精神やられる。

特に助かろうとして教会的なサムシングに閉じこもったのはいいけど結局、教会は屋根から壊され、鍵を掛けていたために逃げ出せなかった人間が食われ、助けを求めて窓から手だけ伸ばしてエレンに助けを求めるシーンは生易しいホラーよりホラーです。あそこめっちゃ怖かった。ちびりそうだった。

 

・エレンのこと

三浦エレンは原作エレンのあのちょっとDQNな感じというか、キレたらなにするかわかんないかわいいリトルモンスター感をうまく表現してて◎。百点あげよう。原作のエレンの方がリトルモンスターだったけど、映画の三浦エレンは迷子感が強い。ハルカトミユキの絶望ごっこという曲を思い出す。

巨人が襲ってきて逃げたのはいいけど、街に戻ったら「家が危ない」とか言い出したのは正直こいつ頭どうかしたか?(両親は死んでいるので家を見に行く必要はない)(エレンの家ではない可能性?)と思ったけど、その後ミカサが巨人に食われそうになる様をただ黙って見ているしかできない→二年後、の表情の変化は圧倒的だった。ジャンも言っていたけどほんとうに「この世のすべての不幸を一人で背負っている」感凄まじい。不幸?全員抱いたぜ。

エレンがシキシマに巨人を倒す理由を聞かれて、答えたはいいけど瞬時に否定されてしまったのは、その時点でエレンにとっての「巨人を殺す」理由がどこにもなくなってしまったからなんじゃないかな~と思う。

エレンが調査兵団(ではないのだろうけど、呼び方がわからない。調査兵団は全滅したとアルミンが言ってた)に入団したのは、巨人に食われて死んだ「はず」のミカサの仇討ちのためだったはずで、(恐らく)恋していたミカサを見捨てて自分一人がのうのうと生きていることに対しての贖罪でもあったはずなんだけど、その贖罪の原点であったはずのミカサが生きていたもんだから、巨人を殺す理由もなにもなくなってしまって、もしかしたら今までそれを杖にして生きてきたかもしれないのに、精神的支柱は折られるわ、なんかシキシマとかいうよくわかんない男とミカサはそういう関係っぽいし、守ってあげたかった女の子に自分は守られる始末で、そりゃ死に急ぎ野郎にもなりますわ。

三浦エレンが死に急ぎ野郎だったのはミカサの死という事象に対して等価値だったものが巨人を駆逐して自分も死ぬこと、だったのかな~。

アルミンが喰われそうになって、その身代わりではないけど、脚片方ないのに代わりに喰われるのは、アルミンに「助けられなかった」ミカサを重ねている節も少なからずあるのでは?と思ったりもする。勿論アルミンは大切な友人で仲間だから助けようとしたんだろうけど。でも脚片方ないし。

唐突に挟まれる「駆逐してやる」という台詞は正直必要だったかな?と思うけど、今度は目の前にいたのに助けることの出来ず、目の前で胃液によって溶かされていくヒアナに対してどうすることもできない自分に対して発した言葉でもあるのかな、とか考えました。おっぱい触らせてもらったし。あのシーン必要だったか?

三浦エレンの贖罪はミカサを見殺しにしてしまった日から始まっていて、でもミカサは生きていたから、その贖罪は永遠に終わらないし、そもそも贖罪をさせてすらもらえないのだと思うと、三浦エレンは不幸と絶望と重婚したんだなって思うのであった。


・エレンとミカサのこと

序盤、エレンがミカサを見殺しにしてしまうまで、この2人はアダムとイヴだったんだけど、イヴは巨人に喰われて蛇と出逢い、知恵の林檎を食べてしまったので、楽園を追放されて人間になってしまった。アダム=エレン、イヴ=ミカサ、蛇=シキシマで、知恵の実という林檎を無駄にえろく食べるシーンは、もう同じ側にはいない=ミカサは巨人に関してなんらかの秘密を知っている、あるいはそれに準ずる何かを持つことになってしまった、ということオマージュなのかな〜。

それにしてもあの林檎の食べ方はえっちだったし、あんな食べ方する必要ある?って感じだった。イヴを唆した蛇、というイメージだったのだろうか。わからん。


・シキシマについて

とんでもない悪役かとんでもない味方かどっちかわからないけど、蛇であることは確か。


・アルミンについて

かわいい。不発弾に描かれたイラストを見て、それだけで海だとわかるのは何かの伏線かな?水着は海で着る物だと知識として知っていたのか、それとも別の…多分知識として知ってたんだと思うけど。

アルミンの話から考えると、昔は今みたいに飛行機も飛んでて電池とかもあって現代的な生活を送っていたんだけど、そのせいで資源はなくなり争いは起きてこのような世界が作られてしまった、らしい。つまり巨人は現代的な生活を送っていた人類の代償という解釈になるのかな?

あとこの世界線では調査兵団は全滅したらしい。


・心臓を捧げるということについて

ここでの心臓を捧げるというのは文字通り心臓を捧げるという意味なのかなと思った。巨人に喰われて死ぬと英霊になれるらしい(ジャンパパが言ってた)。それから兵団に入ると親族はお金を貰えるし、(サシャの両親はマジでクソっぽかった)人数が減るからその分食料の供給は増えるし、上層部の生きた楯にもなるし(ここで藁の楯という映画を思い出す)…。あわよくば何か成果が出ればラッキー程度だったのかも。


→とりあえずここまで〜。続きはまた書きます。早く二回目観に行きたい。