最後までこの国を見捨てずにやろう(ネタバレ)

シン・ゴジラを観た。

映画『シン・ゴジラ』公式サイト

 

わたしのTLで流れてくる感想は評価が高いものが多くて、実は結構期待していた。だってゴジラだよ。怪獣じゃん。わくわくするよね。

ということで前日にMX4Dのチケットを取り(この時点でほぼ満席だった)、翌日わたしは一人で意気揚々と映画館に出掛けたのであった。日本で一番有名な生物に会うために。

 

 

 

 

 

ここからネタバレ入りますので気をつけてください!!!!

 

 

 

 

 

 

 

ちょーーーーー面白かった!!!!!!!わたしハリウッド版ゴジラしか観たことがないのだが、それを遥かに上回って面白かった。初代ゴジラを観た人たちはこんな気持ちだったのかな?あと、有名俳優女優がちょい役で出すぎ。前田敦子とか小出恵介とか一瞬しか写ってなかったけど…。

 

twitterで「ゴジラを観ていたら自然と涙が出た」ってツイートを見かけたけど、その意味が分かった。わたしも開始20分くらい、ゴジラが東京を破壊し始めたところくらいからずっと泣いてた。感動したとか切ないとかじゃなくて、ただただ、わたしの世界が壊されていくことに涙が出た。今までたくさん東京という街は破壊されてきて、こんな風に壊されるの初めてじゃないのに、なんだかひどく苦しかった。わたしの今生きている、この世界が圧倒的暴力で壊されていく。見たことのある景色があっという間にガラクタになることが悲しかった。

でも、わたしは観てられたけど、こういうシーン観ていられない人も多いと思う。それくらいあの大地震に酷似した描写が多かったもん。随所にそういう描写が散りばめられていて(原発の問題とか)、駄目な人は駄目だと思うし、そういう人は観ない方が心の安寧を保てる。

 

それからこれもtwitterで見かけた話だけど「会議シーンもっと多くても良い」って話、これはマジ。会議シーンがめちゃめちゃ面白い。みんな早口で時々何言ってるかわからない時あるけど……………特に高橋一生が時間が経つことにどんどん可愛くなるので、ファンの人は観た方がいいです。すごいかわいいです。あと二時間くらい会議シーンあっても良かった。あのこっちを置いてけぼりにしてどんどん進んでいく感じ、最高。

 

この映画ですごい印象に残っている言葉があって、それは予告でも聞けるんだけど、長谷川博己の「諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろう」って言葉なんですけど…。

この言葉すごくない?私たちってこの国を見捨てることが出来るんだなって思った。考えたこともなかったけど、わたしたちこの国を見捨てることが出来る…極論も極論だけど日本にいる全人類が日本から出て行ったら、それら見捨てるってことになるんだろうな…それって怖くない?怖いよね?わたしは怖い。

ゴジラが出てきて日本が壊れて、放射能とかあって、どうやって勝てばいいのかもわからなくて、それでも「諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろう」って言えるのって、そいう言葉を聞けるのって、すごい衝撃だった。

 

まだまだこの国は大丈夫だって、頑張れるんだって思った。

 

映画の中の話だし、映画の中の台詞だけど、この台詞を聞けて良かった。現実世界で色々なことが起こってて、嫌な事件が起こってたり、この国には嫌なことたくさんあるけど、でもそれでも「諦めず、最後までこの国を見捨てずにやろう」!わたしは日本が超超超好きだし、ずっとここにいたいと思うよ。ほんとに。

 

現実対虚構ってアオリだったけど、虚構(映画)から現実への応援歌のようにも見えた、とても面白くて、辛くて、勇気が出てくるような映画でした。ゴジラ観たことなくても全然楽しめるし、気になったらぜったいぜったい観てほしい!楽しめる!わたしももう一回観たいと思いながら、地元での上映時間を調べるのであった。