話せば長いこと

とにかく推しに甘い

進撃の巨人(※ネタバレ)

備忘録。わたし個人としてはとてもおもしろい映画でした。楽しかった。

映画を見る前に!

△おすすめ出来ないこと

・スプラッタホラーがダメなひと

→えげつない映像が最初から最後までノンストップで続く(手がもげたり足がもげたり身体半分なくなったりする)ので、そういうものがダメな人は本当に見ないほうがいい。精神がやられる。開始十分くらいからラストまで地獄の宝石箱。

・原作厨

→精神安寧上観ないほうがいいと思います。

進撃の巨人っていうタイトルを使ってはいるし、設定やキャラも漫画と同じなんだけど、実際問題として中身は大分(というかほぼほぼ)違うので、「進撃の巨人」というタイトルを使った別物だと思って観た方がいい。その方が精神安寧上良いと思う。

 

△感想

難しいことは他の方にお任せします。世界にはこういう感想を持つ人間もいるという認識で願います。

・巨人のこと

文句なしにえぐい。よくぞここまで作ったなと思う。すごい。百点花丸の回答だった。超大型巨人が登場するシーンは毎回「ゴジラかな?」と思うが、超大型巨人が穴を開けてから大量の巨人が侵入→人間を食い散らかす様は地獄の宝石箱の名を恣にしているし、正直これでPG12なのは何かの間違いじゃないのかなって思う。とてつもなくエグいしグロいし、何か食べながら見るもんじゃない。精神やられる。

特に助かろうとして教会的なサムシングに閉じこもったのはいいけど結局、教会は屋根から壊され、鍵を掛けていたために逃げ出せなかった人間が食われ、助けを求めて窓から手だけ伸ばしてエレンに助けを求めるシーンは生易しいホラーよりホラーです。あそこめっちゃ怖かった。ちびりそうだった。

 

・エレンのこと

三浦エレンは原作エレンのあのちょっとDQNな感じというか、キレたらなにするかわかんないかわいいリトルモンスター感をうまく表現してて◎。百点あげよう。原作のエレンの方がリトルモンスターだったけど、映画の三浦エレンは迷子感が強い。ハルカトミユキの絶望ごっこという曲を思い出す。

巨人が襲ってきて逃げたのはいいけど、街に戻ったら「家が危ない」とか言い出したのは正直こいつ頭どうかしたか?(両親は死んでいるので家を見に行く必要はない)(エレンの家ではない可能性?)と思ったけど、その後ミカサが巨人に食われそうになる様をただ黙って見ているしかできない→二年後、の表情の変化は圧倒的だった。ジャンも言っていたけどほんとうに「この世のすべての不幸を一人で背負っている」感凄まじい。不幸?全員抱いたぜ。

エレンがシキシマに巨人を倒す理由を聞かれて、答えたはいいけど瞬時に否定されてしまったのは、その時点でエレンにとっての「巨人を殺す」理由がどこにもなくなってしまったからなんじゃないかな~と思う。

エレンが調査兵団(ではないのだろうけど、呼び方がわからない。調査兵団は全滅したとアルミンが言ってた)に入団したのは、巨人に食われて死んだ「はず」のミカサの仇討ちのためだったはずで、(恐らく)恋していたミカサを見捨てて自分一人がのうのうと生きていることに対しての贖罪でもあったはずなんだけど、その贖罪の原点であったはずのミカサが生きていたもんだから、巨人を殺す理由もなにもなくなってしまって、もしかしたら今までそれを杖にして生きてきたかもしれないのに、精神的支柱は折られるわ、なんかシキシマとかいうよくわかんない男とミカサはそういう関係っぽいし、守ってあげたかった女の子に自分は守られる始末で、そりゃ死に急ぎ野郎にもなりますわ。

三浦エレンが死に急ぎ野郎だったのはミカサの死という事象に対して等価値だったものが巨人を駆逐して自分も死ぬこと、だったのかな~。

アルミンが喰われそうになって、その身代わりではないけど、脚片方ないのに代わりに喰われるのは、アルミンに「助けられなかった」ミカサを重ねている節も少なからずあるのでは?と思ったりもする。勿論アルミンは大切な友人で仲間だから助けようとしたんだろうけど。でも脚片方ないし。

唐突に挟まれる「駆逐してやる」という台詞は正直必要だったかな?と思うけど、今度は目の前にいたのに助けることの出来ず、目の前で胃液によって溶かされていくヒアナに対してどうすることもできない自分に対して発した言葉でもあるのかな、とか考えました。おっぱい触らせてもらったし。あのシーン必要だったか?

三浦エレンの贖罪はミカサを見殺しにしてしまった日から始まっていて、でもミカサは生きていたから、その贖罪は永遠に終わらないし、そもそも贖罪をさせてすらもらえないのだと思うと、三浦エレンは不幸と絶望と重婚したんだなって思うのであった。


・エレンとミカサのこと

序盤、エレンがミカサを見殺しにしてしまうまで、この2人はアダムとイヴだったんだけど、イヴは巨人に喰われて蛇と出逢い、知恵の林檎を食べてしまったので、楽園を追放されて人間になってしまった。アダム=エレン、イヴ=ミカサ、蛇=シキシマで、知恵の実という林檎を無駄にえろく食べるシーンは、もう同じ側にはいない=ミカサは巨人に関してなんらかの秘密を知っている、あるいはそれに準ずる何かを持つことになってしまった、ということオマージュなのかな〜。

それにしてもあの林檎の食べ方はえっちだったし、あんな食べ方する必要ある?って感じだった。イヴを唆した蛇、というイメージだったのだろうか。わからん。


・シキシマについて

とんでもない悪役かとんでもない味方かどっちかわからないけど、蛇であることは確か。


・アルミンについて

かわいい。不発弾に描かれたイラストを見て、それだけで海だとわかるのは何かの伏線かな?水着は海で着る物だと知識として知っていたのか、それとも別の…多分知識として知ってたんだと思うけど。

アルミンの話から考えると、昔は今みたいに飛行機も飛んでて電池とかもあって現代的な生活を送っていたんだけど、そのせいで資源はなくなり争いは起きてこのような世界が作られてしまった、らしい。つまり巨人は現代的な生活を送っていた人類の代償という解釈になるのかな?

あとこの世界線では調査兵団は全滅したらしい。


・心臓を捧げるということについて

ここでの心臓を捧げるというのは文字通り心臓を捧げるという意味なのかなと思った。巨人に喰われて死ぬと英霊になれるらしい(ジャンパパが言ってた)。それから兵団に入ると親族はお金を貰えるし、(サシャの両親はマジでクソっぽかった)人数が減るからその分食料の供給は増えるし、上層部の生きた楯にもなるし(ここで藁の楯という映画を思い出す)…。あわよくば何か成果が出ればラッキー程度だったのかも。


→とりあえずここまで〜。続きはまた書きます。早く二回目観に行きたい。